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自分 の 物語

細部
作成した 14.04.2020
著者: Sayoko
ビュー: 147

評価:  5 / 5

スターはアクティブです
 

トップ 趣味・実用 教養 生きるとは、自分の物語をつくること 作品レビュー. ホビー&カルチャー (1,).

小説 (61,). 河合隼雄は何度でも戻っていかなければならない、と思う。後からつくられたものであろうが自分の原点の一つ。人と関わるのが好き、というのではなく、その裏にあるもの、物語が開花していくダイナミズムへの優しさ、見守ることの喜びとでも言うのか。 沈黙の大切さについても語られていた。黙っている、しかし関心を絶対に外に向けず相手と同じ世界にいる。そういう関わり方の中で確実に変化が起こる、というあり方の記述。 小川洋子の小説を書く動機についての率直な述懐も心を打つ。河合隼雄の話は面白い細部に溢れている。充実した読書であった。. 魂、という言葉を、何らの衒いもなく使うことは可能だろうか。 小説家の小川洋子が、臨床心理士の河合隼雄に問い掛ける。 そして、その問いの中に、既に、答えの一部は含まれている。 分けられないものを分けてはならない。 つながりあった、というよりもむしろ、元々一つだった世界の中から、各人が各人にとって必要な物語を取り出すこと。 小説家は、その世界の中から、目に見える形で物語を取り出す仕事であり、臨床心理士は、その世界の中から、各人が物語を見出すのを手助けする仕事である。 生きていくために必要な物語を、自分の中に積み重ねていく。 小説家でも、臨床心理士でもない我々にとって、必要なのは、読むべき幾つかの本と、語らうべき何人かの友人だと。 「その恐怖や悲しみを受け入れるために、物語が必要になってくる。死に続く生、無の中の有を思い描くこと、つまり物語ることによってようやく、死の存在と折り合いをつけられる。物語を持つことによって初めて人間は、身体と精神、外界と内界、意識と無意識を結びつけ、自分を一つに統合できる」(P.

宇宙学・天文学 (). 生物・バイオテクノロジー ().

  • とても深い意味のタイトルだが、とても穏やかで、和やかな会話の中で、大切な言葉の端はしが読み取れる対談集。 「やさしさの根本は死ぬ自覚にある。あなたも死ぬ、私も死ぬ、ということを日々共有していられれば、お互いが尊重しあえる。相手のマイナス面も含めて受け入れられる。」 いつか誰でも死ぬとはいえ、自分が死ぬなんてこと、まだ考えたこともなかった。ゴールは誰でも死。そのゴールに向かって、自分なりの物語をつくるべく、一日一日生きている。そう思えば、楽しいこと、悲しいこと、辛いことなどいろんなことが自分の物語に彩りを添えている、と客観的に見ることができるのかもしれない。じわじわと生きる勇気を与えてくれる本。.
  • ファンタジー (1,).

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井手: 確かにそうですね。僕も30代ですので、つなぎ役として価値を発揮していきたいと思いました。今日は、ありがとうございました!. jp: ナラティブ・キャリア・カウンセリングとは何か 第2版 eBook: 渡部昌平: 本. 薬学 (92). ロマンス・恋愛小説 (8,). 河合隼雄と小川洋子の対談。  ブクログで「生きざまが描かれている本でのお勧め」を質問して教えてもらった中の一冊です。 夫も昔読んだことがあるらしい。  中でも箱庭療法の話が印象的でした。 箱庭の底に砂が敷き詰めてあるとは知らなかったんですが、それでぴんときたことがありました。 大学時代の心理学の授業で箱庭のビデオを見たんです。 そのときに虐待を受けた子のカウンセリング前と後の箱庭が紹介されてました。 その子がカウンセリング前に作った箱庭は、動物たちを戦わせていたんです。 そのときカサカサ言ってたのが砂だったのか、と10年以上前の授業のことを思い出しました。 ちなみにカウンセリングを受けた後は、箱庭の中で動物を遊ばせていました。 そんなことを思い出した本でした。 河合さんのカウンセリングをするときの姿勢、小川さんの小説が書けなくなった時の話。 共通する思いが繋がっていて深かったです。 箱庭の本、読んでみようかな。.

  • もっと長生きしてほしかったな河合隼雄さん。 手元に置いて定期的に読み返したい。 「のぞみのない時はひかりです」 「あっ、のぞみの次はひかりだ」 「こだまが帰って来た」 とかさ、ぐっとくる。深い。 少し長すぎるあとがきも良い。. 趣味・実用 (88,).
  • 自分の頑張りを認め、「うまくいかなかったから」とすべてを否定しないようにしましょう。 そこで得た「経験」や「学んだこと」は、「今のあなた」の糧となってすでに役立っているかもしれませんし、あるいは眠っているだけかもしれません。. 雑誌やTV番組、ウェブサイトなど、いつも見ている「メディア」は何でしょうか。 いつも見ているメディアは、自分が「こんな場所にいたい」「居心地がいい」と思うような写真や雰囲気、情報を提供してくれているはず。.

Posted by 0205.

新着ライフストーリー

よみもの (1,). 自分の「物語」をたどりながら、「とらわれ」や「問題」に気づくことがあります。 この時「原因探し」だけでパワーを使い切ってしまうと、肝心の「解決」につながらないことも……。 原因よりも「今ここにある問題」の解決法に集中し、「他人や自分を責めない」のがポイント。. すべてのコミック (69,).

0 0. 80 3 NHKU.

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散らばる「11の質問への回答」の中に、いつも自分を動かしてきた「テーマ」を探してみましょう。 「これからの物語」の道も、少し見えてくるかもしれません。 それは「好きなもの」や自分の「モットー」かもしれません。あるいは過去の「問題」を解決することかも……。. 女性コミック (39,). 社会 (4,). コミック (69,). 出典: www.

  • 河合さんの、カウンセラーとしての人への接し方にはだいぶ学ぶことがある気がした。助ける者が強すぎてはいけない、結論をだすのを急がずに寄り添うという在り方。 また、物語とは、人が矛盾との折り合いをつけるときに人の支えとなるもの、という話が興味深かった。 再読 物語とは、こうだったら
  • 知識・情報系 (3,).
  • 悲しい出来事を受け入れるには、その事実だけでなく 物語が必要とのこと。 なるほどなぁ。 大切な人が病気で亡くなった事実だけでは受け付けない。 こんなタイミングだったから、とか これだけ頑張ってた人だから、とか それぞれの物語をつけたくなる衝動を言語化してもらった。.
  • 河合隼雄さんと小川洋子さんの対談集。 河合隼雄さんの言葉には、優しさやらユーモアやら、いい尽くせないほどのスケールを感じます。 一度、大阪フィルの大植さんの企画で天下茶屋にある大フィルの練習場で河合隼雄さんのフルートを含めた演奏会が有ったのに行って来たんです。もうその頃には、文化庁長官をなさっており多忙だったはずです。しかしプロの人たちと演奏をするという事で、気合いの入った様子を感じました。 演奏が終わり、最後に大植さんが河合隼雄さんにインタビューをしていたのですが、締めくくりに大植さんが向けていたマイクをさっと奪い取り、シャレを言って会場がドッと笑うと同時に、何とも言えない柔らかな空気に包まれたんです。 その空気感は、河合隼雄さんが全ての人に好かれる根本だと思うのです。 この本の中にはそんな空気感と小川洋子さんの優しさがつまっていて、とても良い本になっています。 最後の長いあとがき、おそらく同じ様な感覚になる人も多いのでは。 この本と村上春樹さん、吉本ばななさんとの対談集もまた、読み直したいと思いました。.

SF 1. Posted by 1015.

「メンバーがモチベーション高く働けて、期待以上の結果が出せるチームになるには、どうしたらよいだろう......」

ページの移動 今後このメッセージを表示しない. 人文・思想・歴史 (56). TO DOに追われてない?「しないことリスト」を作って自分らしい生き方を手に入れよう.

29.



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